【BMI】「健康な肥満症」は本当に大丈夫なのか―血圧も血糖も正常でも、心臓・肝臓・腎臓に忍び寄るリスク―
はじめに ― 「太っているけれど健診は正常」という安心の落とし穴
健康診断のたびに「体重は多めですが、血圧も血糖もコレステロールも正常範囲です。特に問題ありません」と言われて、ほっと胸をなでおろした経験はありませんか。太っていても検査値に異常がなければ健康なのだ―そう考える方は少なくありません。実際、医学の世界にも「健康な肥満(メタボリックに健康な肥満、metabolically healthy obesity:MHO)」という言葉があり、肥満のおよそ3分の1がこの状態にあたるとされています。世界では最大3億人がこの「健康な肥満」に該当すると推計されています(GBD 2021 Adult BMI Collaborators, Lancet 2025)。
しかし近年、この「健康な肥満」という考え方そのものが大きく揺らいでいます。2026年に米国予防循環器病学会誌(American Journal of Preventive Cardiology)に発表された、英国の大規模研究「UKバイオバンク」を用いた15万7千人・約190万人・年の追跡研究(Ananda et al., 2026)は、代謝異常のない肥満であっても、心筋梗塞や脳梗塞、心不全、脂肪肝、そして死亡のリスクが確実に高まることを、男女それぞれについて明確に示しました。本コラムでは、この最新研究を軸に、「健康な肥満」は本当に安全なのか、なぜ数値が正常でもリスクが忍び寄るのか、そして私たちに何ができるのかを、欧米の権威ある研究データとともに解き明かしていきます。
1. 「代謝的に健康な肥満症」とは何か ― やさしい定義
「代謝的に健康な肥満症(メタボリックに健康な肥満、metabolically healthy obesity:MHO)」とは、ひとことで言えば「体形は肥満だが、血圧・血糖・コレステロールがいずれも正常な状態」を指します。もう少し正確にいうと、二つの条件を同時に満たす状態です。一つ目は「肥満」であること。肥満は体格指数(BMI=体重kg÷身長m÷身長m)で判定し、今回の研究が用いた国際基準(WHO)ではBMI 30以上を肥満とします(日本人向けの基準ではBMI 25以上を肥満とします)。二つ目は、肥満に典型的に伴う「代謝異常」を一つも持たないこと。体形は肥満でも、中身の数値は健康――この一見矛盾した状態が「代謝的に健康な肥満症」なのです。
ここでいう「代謝異常」とは、具体的には(1)高血圧、(2)糖尿病(高血糖)、(3)脂質異常症(悪玉コレステロールや中性脂肪などの異常)の三つを指します。今回の研究(Ananda et al., 2026)では、このうち一つでも当てはまれば「代謝的に不健康な肥満」、一つも当てはまらなければ「代謝的に健康な肥満」と分類しました。健診で「血圧・血糖・脂質、いずれも問題なし」と言われる肥満の方が、まさにこの状態にあたります。肥満者の約3分の1がこれに該当するとされ(Ananda et al., 2026)、ここから「代謝が正常なら肥満でも比較的安全」という考え方が広まっていったのです。
ただし注意したいのは、「健康な肥満」の定義は研究によって異なる、という点です。過去の研究の多くは「代謝異常が3つ以上そろった状態(メタボリックシンドローム)」を不健康の基準にしていたため、代謝異常が1〜2個ある人まで「健康」に分類され、健康な人と不健康な人の差が見えにくくなっていた可能性があります。今回の研究(Ananda et al., 2026)は、代謝異常が「一つもない」ことを健康の条件とする、より厳格で“きれいな”定義を採用した点に特徴があります。同じUKバイオバンクを用いた38万人規模の先行研究(Zhou et al., Diabetologia 2021)も、「健康な肥満の人は本当に健康なのか?」という問いをタイトルに掲げ、その答えが「否」であることを示唆していました。
さらに2025年、Lancet Diabetes & Endocrinology誌の国際委員会(Rubino et al., 2025)は、肥満を「前臨床肥満(preclinical obesity:まだ臓器障害はないが病気のリスクが高い段階)」と「臨床肥満(clinical obesity:すでに臓器の障害を伴う病気の段階)」に分ける新しい枠組みを提唱しました。BMIだけでなく腹囲などの体格指標を併用し、一人ひとりの健康状態に即して肥満を評価すべきだという考え方です。この枠組みに照らすと、「代謝的に健康な肥満症」の多くは病気に進む前の“前臨床”段階にあたり、今こそ手を打つ好機だと位置づけられます。
2. 数値が正常でもリスクは上がる ― UKバイオバンクが示した事実
最新研究(Ananda et al., 2026)の結論は明快です。代謝異常が一つもない「健康な肥満」であっても、正常体重の人と比べて、動脈硬化性心血管疾患(心筋梗塞・脳梗塞・末梢動脈疾患の総称、ASCVD)のリスクは男性で46%、女性で34%高まっていました。心不全のリスクは男性で63%、女性で69%、脂肪肝(MASLD)にいたっては男性で137%、女性で344%も上昇していたのです。総死亡リスクも男性で36%、女性で27%高いという結果でした。
重要なのは、これが「代謝異常が加わる前」の段階、すなわち健診で「異常なし」と言われる人々の数字だという点です。しかも肥満の程度が重くなるほど、リスクは階段状に上がっていきました。この傾向は、2026年にCirculation誌に発表された21のコホート・約29万人を統合した大規模研究(Dardari et al., 2026)や、2025年にNEJM Evidence誌に掲載されたクラス別肥満の解析(Yao et al., 2025)とも一致しており、肥満の重症度と心血管リスクが連続的に関連することが、複数の独立した研究で繰り返し確認されています。
かつて350万人規模の英国の診療記録を用いた研究(Caleyachetty et al., JACC 2017)でも、代謝異常のない肥満が冠動脈疾患や心不全のリスクを高めることが示され、欧州の前向き研究EPIC-CVD(Lassale et al., Eur Heart J 2018)もまた、代謝異常がなくても肥満だけで冠動脈疾患リスクが上がると報告していました。今回の研究は、これらの知見を性差・臓器別・肥満の重症度まで踏み込んで裏づけたものといえます。
3. 心臓だけではない ― 肝臓・腎臓まで及ぶ全身への影響
「健康な肥満」の影響は心臓や血管にとどまりません。とりわけ目を引くのが肝臓への影響です。代謝異常のない肥満でも脂肪肝(MASLD:代謝異常関連脂肪性肝疾患)のリスクは女性で3倍以上に達し、代謝異常が加わると男性で約7倍、女性で約8倍にまで跳ね上がりました(Ananda et al., 2026)。脂肪肝は自覚症状に乏しく、健診の肝機能検査でも見逃されやすいため、「沈黙の臓器」である肝臓の変化に早く気づくことが大切です。
腎臓に関しては、やや異なるパターンが見られました。末期腎不全(ESRD)のリスクは、肥満だけでは明確には上がらず、高血圧や糖尿病といった代謝異常が加わってはじめて顕著に上昇したのです。代謝異常を伴う肥満の男性では約5倍、女性では約8倍という高いリスクが示されました(Ananda et al., 2026)。これは、腎臓を守るうえで血圧や血糖の管理が決定的に重要であることを裏づける結果です。
つまり肥満は、心臓・血管・肝臓に対しては代謝異常がなくても単独で害を及ぼす一方、腎臓に対しては代謝異常という「引き金」が加わることで牙をむく、という臓器ごとの違いがあるのです。いずれにせよ、「太っているが健診は正常」という状態を、全身のどこにも問題がない状態と同一視することはできません。
4. 代謝異常が加わると何が起きるか ― 積み重なるリスク
この研究のもう一つの重要な発見は、肥満と代謝異常の影響が「独立して」「積み重なる(相加的)」形でリスクを押し上げる、という点です。代謝異常が一つでもあると、肥満に伴うイベント(病気の発症)の発生率はおおむね2倍になり、代謝異常の数が2つ、3つと増えるほどリスクは段階的に高まっていきました(Ananda et al., 2026)。
最も極端な例として、肥満に加えて高血圧・糖尿病・脂質異常症の3つすべてを持つ人と、正常体重で代謝異常のない人を比べると、ASCVDのリスクは男性で3.3倍、女性で4.4倍、心不全は男性で4.7倍、女性で7.3倍、脂肪肝は男性で12倍、女性で18倍にも達していました。さらに末期腎不全は女性で約32倍という驚くべき数字でした(Ananda et al., 2026)。代謝異常は、肥満というリスクを何倍にも増幅させる「増幅器」として働くのです。
ここで重要なのは、「健康な肥満」が固定した状態ではなく、時間とともに代謝異常を伴う肥満へと移り変わっていく「通過点」である可能性です。約9万人の女性を30年追跡した米国の看護師健康調査(Eckel et al., Lancet Diabetes Endocrinol 2018)は、健康な代謝状態から不健康な状態への移行が心血管リスクの上昇を伴うことを示しました。「今は健康な肥満」であっても、放置すれば数年後には代謝異常が加わり、リスクが跳ね上がる――そう考えて早めに手を打つことが理にかなっています。
5. 女性でより強く出る害 ― 見落とされやすい性差
今回の研究がとりわけ光を当てたのが「性差」です。全体の病気の発生数は女性のほうが少ないものの、肥満や代謝異常が加わったときのリスク上昇の「倍率」は、しばしば女性のほうが大きくなっていました。冠動脈疾患、脳梗塞、心不全、脂肪肝などでは、女性において肥満の影響が単なる足し算を超えて「掛け算」的に強まる(相乗効果)ことが統計的に示されたのです(Ananda et al., 2026)。
この傾向は他の研究とも符合します。2026年のCirculation誌の大規模統合研究(Dardari et al., 2026)でも、重度の肥満(クラスII・III)による心血管リスクの上昇は男性より女性で大きいことが報告されています。女性は妊娠・出産や更年期など、生涯を通じて代謝が大きく変化する時期を経験するため、肥満の影響がより顕在化しやすいと考えられています。
この事実は、従来の心血管リスク評価が女性のリスクを過小評価してきた可能性を示唆します。特に、BMI上は「正常」や「軽度肥満(過体重)」に分類される女性でも、後述する腹囲(お腹まわり)の増加があると、心血管リスクが見逃されやすいことがわかっています(Ananda et al., 2026)。女性の肥満に対しては、これまで以上にきめ細かな評価が求められているのです。
6. 体重計だけでは見えない ― 腹囲・内臓脂肪・炎症という視点
BMIは身長と体重から計算される便利な指標ですが、「脂肪がどこについているか」までは教えてくれません。今回の研究では、BMIが正常や過体重の範囲であっても、腹囲が基準(男性102cm、女性88cm以上)を超える「中心性肥満(内臓脂肪型肥満)」があると、心血管リスクが明確に高まることが示されました(Ananda et al., 2026)。とりわけ女性では、その影響が掛け算的に強まる傾向がみられました。
なぜ内臓脂肪が問題なのでしょうか。その鍵の一つが「慢性炎症」です。肥満はからだの中で低度の炎症をくすぶらせ、炎症マーカー(高感度CRP)を上昇させます。今回の研究の解析では、この炎症が、健康な肥満の女性における肥満と心血管リスクの関連の約半分(48.5%)を、男性でも約3割(28.0%)を説明していました(Ananda et al., 2026)。内臓脂肪は単なる「エネルギーの貯蔵庫」ではなく、全身に炎症をばらまく「発信源」でもあるのです。
だからこそ、体重計の数字やBMIだけでなく、腹囲を測り、必要に応じて内臓脂肪の面積や体成分を評価することが重要になります。2025年の国際委員会(Rubino et al., 2025)も、BMIに加えて腹囲などの体格指標を併用するよう推奨しており、内臓脂肪を「見える化」することが、隠れたリスクを早期にとらえる第一歩となります。
7. 予防と治療の最前線 ― 代謝異常が現れる前に動く
「健康な肥満」が安全でないとすれば、私たちに何ができるのでしょうか。研究チームが強調しているのは、「代謝異常が現れる前に、肥満そのものへ介入すること」の重要性です(Ananda et al., 2026)。従来は高血圧や糖尿病といった代謝異常が出てから対策を始めることが多かったのですが、それではリスクがすでに階段を上り始めた後になってしまいます。
生活習慣の改善は今も予防の土台です。バランスの良い食事、十分な身体活動、良質な睡眠は、体重だけでなく炎症の抑制にも寄与します。加えて近年は、GLP-1受容体作動薬をはじめとする効果的な減量薬が登場し、治療の選択肢が広がっています。肥満があり糖尿病のない人を対象とした大規模試験SELECT(Lincoff et al., NEJM 2023)では、セマグルチドが心血管イベントを減らすことが示され、しかも大幅な体重減少が達成される前に炎症マーカー(高感度CRP)を約38%低下させたことが報告されています。減量薬の効果が、体重減少だけでなく炎症の抑制を通じても現れる可能性を示す興味深い知見です。
一方で、米国心臓協会が2024年に公表した新しいリスク予測式PREVENT(Khan et al., Circulation 2024)は、心不全の予測にはBMIを取り入れましたが、動脈硬化性疾患の予測にはまだ十分な根拠がないとして採用を見送っています。今回のような研究の積み重ねが、将来、肥満や腹囲をリスク評価に組み込む後押しになると期待されます。それまでの間も、肥満のある方については、代謝異常が現れるのを待たずに予防的な話し合いを始めることが妥当だと考えられます。
おわりに ― 「様子見」ではなく「今」始める
約190万人・年という膨大なデータが示したのは、「健康な肥満」は決して無害な状態ではなく、心臓・血管・肝臓に静かに負担をかけ、やがて代謝異常が加われば一気にリスクが跳ね上がる「通過点」だという事実でした(Ananda et al., 2026)。「太っているけれど数値は正常」という状態は、安心の理由ではなく、むしろ「今ならまだ間に合う」というサインなのです。
まんかいメディカルクリニックでは、CT・超音波・体成分分析(InBody)による内臓脂肪や身体組成の「見える化」、血液検査による代謝の評価、そして運動療法施設を活かした運動指導まで、肥満と代謝の状態を多面的に評価し、一人ひとりに合った予防・治療をご提案しています。内科・内分泌/甲状腺・呼吸器の専門的診療に加え、GLP-1受容体作動薬を含む最新の治療選択肢についても、リスクと効果を丁寧にご説明します。日曜・祝日も診療しておりますので、「体重が気になるが、健診では問題ないと言われている」という方こそ、代謝異常が現れる前の今、一度ご相談ください。早めの一歩が、将来の心臓・肝臓・腎臓を守ります。
FAQ ― よくあるご質問
Q1. 健診で血圧も血糖もコレステロールも正常なら、太っていても心配いりませんか?
残念ながら、検査値が正常でも肥満そのものがリスクを高めます。15万7千人を追跡した2026年の研究(Ananda et al., 2026)では、代謝異常が一つもない肥満でも、正常体重の人と比べて心血管疾患のリスクが男性で46%・女性で34%、心不全が63%・69%、脂肪肝が137%・344%高まっていました。「数値が正常」は安心の材料ではなく、代謝異常が現れる前の今こそ体重や内臓脂肪に向き合うべきサインと考えるのが賢明です。
Q2. 体重は普通なのですが、お腹だけ出ています。これも問題ですか?
はい、注意が必要です。BMIが正常でも、腹囲が基準を超える「内臓脂肪型肥満(中心性肥満)」があると、心血管リスクが高まることが示されています(Ananda et al., 2026)。とくに女性では、BMI上は正常や過体重でもお腹まわりの脂肪が心血管リスクの見落としにつながりやすいと報告されています。体重計だけでなく腹囲を測ること、必要に応じて内臓脂肪面積を評価することが大切です。
Q3. 高血圧や糖尿病が「1つだけ」なら、大したことはないのでは?
代謝異常は数が増えるほどリスクが段階的に上がりますが、「1つだけ」でも決して軽視できません。研究では、代謝異常が一つ加わるだけで肥満に伴う病気の発生率がおおむね2倍になりました(Ananda et al., 2026)。さらに、高血圧・糖尿病・脂質異常症の3つがそろうと、脂肪肝は10倍以上、末期腎不全は女性で約32倍にも達します。「1つだけ」の段階でしっかり管理することが、その後の積み重なりを防ぐ最も効果的な方法です。
Q4. 「健康な肥満」は、放っておいても健康なままですか?
多くの場合、「健康な肥満」は永続的な状態ではなく、時間とともに代謝異常を伴う肥満へ移行していく「通過点」と考えられています。約9万人の女性を30年追跡した米国の研究(Eckel et al., 2018)では、健康な代謝状態から不健康な状態への移行が心血管リスクの上昇を伴うことが示されました。今後の研究課題ではありますが、代謝異常が現れる前に減量に取り組むことで、将来のリスクを抑えられる可能性が期待されています(Ananda et al., 2026)。
Q5. ダイエットがうまくいきません。GLP-1などの減量薬は選択肢になりますか?
生活習慣の改善が基本ですが、なかなか成果が出ない場合、GLP-1受容体作動薬などの薬物療法が選択肢になり得ます。肥満があり糖尿病のない方を対象とした大規模試験SELECT(Lincoff et al., NEJM 2023)では、セマグルチドが心血管イベントを減らし、炎症マーカーも約38%低下させました。ただし効果や副作用、費用、中止後の体重リバウンドなど考慮すべき点もあります。適応の可否や治療方針は、医師と相談のうえ、一人ひとりの状態に合わせて判断することをおすすめします。
参考文献
Ananda RA, Solomon B, Nicholls SJ, Ray KK. Obesity, metabolic health status, and adverse outcomes in men and women. Am J Prev Cardiol. 2026;28:101556. https://doi.org/10.1016/j.ajpc.2026.101556
Rubino F, Cummings DE, Eckel RH, et al. Definition and diagnostic criteria of clinical obesity. Lancet Diabetes Endocrinol. 2025;13(3):221-262. https://doi.org/10.1016/S2213-8587(24)00316-4
Dardari ZA, Yao Z, Zhang J, et al. Prospective associations of obesity and obesity severity with 9 cardiovascular outcomes: the Cross-Cohort Collaboration. Circulation. 2026;153(10):720-735. https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.125.075327
Yao Z, Tchang BG, Albert M, et al. Associations between class I, II, or III obesity and health outcomes. NEJM Evid. 2025;4(3):EVIDoa2400229. https://doi.org/10.1056/EVIDoa2400229
Zhou Z, Macpherson J, Gray SR, et al. Are people with metabolically healthy obesity really healthy? A prospective cohort study of 381,363 UK Biobank participants. Diabetologia. 2021;64:1963-1972. https://doi.org/10.1007/s00125-021-05484-6
Caleyachetty R, Thomas GN, Toulis KA, et al. Metabolically healthy obese and incident cardiovascular disease events among 3.5 million men and women. J Am Coll Cardiol. 2017;70(12):1429-1437. https://doi.org/10.1016/j.jacc.2017.07.763
Lassale C, Tzoulaki I, Moons KGM, et al. Separate and combined associations of obesity and metabolic health with coronary heart disease: a pan-European case-cohort analysis (EPIC-CVD). Eur Heart J. 2018;39(5):397-406. https://doi.org/10.1093/eurheartj/ehx448
Eckel N, Li Y, Kuxhaus O, et al. Transition from metabolic healthy to unhealthy phenotypes and association with cardiovascular disease risk across BMI categories in 90,257 women (the Nurses’ Health Study). Lancet Diabetes Endocrinol. 2018;6(9):714-724. https://doi.org/10.1016/S2213-8587(18)30137-2
Lincoff AM, Brown-Frandsen K, Colhoun HM, et al. Semaglutide and cardiovascular outcomes in obesity without diabetes (SELECT). N Engl J Med. 2023;389(24):2221-2232. https://doi.org/10.1056/NEJMoa2307563
Khan SS, Matsushita K, Sang Y, et al. Development and validation of the American Heart Association’s PREVENT equations. Circulation. 2024;149(6):430-449. https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.123.067626
※本コラムは医学的情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。
気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。
記事監修者田場 隆介
医療法人社団 青山会 まんかいメディカルクリニック 理事長
医療法人社団青山会代表。兵庫県三田市生まれ、三田小学校、三田学園中学校・同高等学校卒業。 1997(平成9)年岩手医科大学医学部卒業、町医者。聖路加国際病院、淀川キリスト教病院、日本赤十字社医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院を経て、2009(平成21)年医療法人社団青山会を継承。 2025年問題の主な舞台である地方の小都市で、少子高齢化時代の主役である子どもと高齢者のケアに取り組んでいる。
