病気と健康の話

【糖尿病】【徹底解説】「糖尿はがんになりやすく・がんは糖尿になりやすい?”双方向リスク”と予防の新常識」

「糖尿病があるとがんにもなりやすい」――近年、こうした話題を目にすることが増えました。世界中の大規模研究で繰り返し確認されています。さらに近年の研究では、がんやがん治療が糖尿病を引き起こす、という逆方向の関係も明らかになってきました。本コラムでは、2026 年に Lancet Diabetes & Endocrinology 誌に掲載された最新レビューをはじめ、欧米の権威ある論文に基づいて、糖尿病とがんの双方向の関係、その仕組み、そして日常でできる予防のポイントを分かりやすく解説します。

1. 糖尿病とがんは「双方向」の関係にある

糖尿病とがんは、それぞれ独立した病気のように見えて、実は互いに影響しあう「双方向の関係」にあることが分かっています。観察研究とメンデルランダム化研究を統合した大規模アンブレラレビューでは、2 型糖尿病が乳がん、大腸がん、子宮体がん、胆のうがん、肝がん、膵がんなど複数のがんの発症リスクを統計学的に有意に高めることが確認されています[2]。また、2024 年に発表された BMC Medicine 誌の台湾全国規模コホート研究(約 350 万人解析)では、糖尿病群の総がん発症リスクは非糖尿病群に比べて 20%高く(ハザード比 1.20)、特に肝がんと膵がんでリスクが顕著に上昇することが報告されました[3]。一方で、世界のがん罹患数は 2050 年までに 3500 万人に達し、2022 年比で 77%増加すると予測されており[1]、双方向の関係を理解することは、これからの健康維持においてますます重要なテーマとなっています。

2. 糖尿病はなぜがんリスクを高めるのか ― 3 つの主要メカニズム

(1) 高インスリン血症とインスリン様成長因子(IGF-1)の影響

2 型糖尿病では、インスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じ、それを補うために膵臓が大量のインスリンを分泌し続ける「高インスリン血症」の状態になります。インスリンと IGF-1 は細胞増殖やアポトーシス(細胞死)抑制に関わるシグナル経路(PI3K-AKT-mTOR 経路)を活性化するため、慢性的に高い状態が続くと、正常細胞ががん化するリスクや、がん細胞が増殖しやすい環境を作り出すと考えられています[1,10]。メンデルランダム化研究でも、高インスリン血症や肥満と複数のがん(乳がん、子宮体がん、膵がんなど)との間に、因果関係を示唆する強いエビデンスが報告されています[2,7]。

(2) 慢性的な高血糖と酸化ストレス

持続的な高血糖は、活性酸素(酸化ストレス)、終末糖化産物(AGEs)、慢性炎症を引き起こし、DNA の損傷、細胞の異常増殖、血管新生の促進を通じてがんの発生・進展に関与することが知られています[10]。また、血糖コントロールの乱れ(血糖変動)そのものもがんリスクに影響する可能性があります。香港糖尿病レジストリの 15,286 名を対象とした前向きコホート研究では、長期にわたる HbA1c 変動が大きい群では、全がん発症および全がん関連死亡リスクが有意に高いことが示されました[9]。つまり、「HbA1c を単に下げる」だけではなく、「安定してコントロールを維持する」ことが、がん予防の観点からも重要であるといえます。

(3) 肥満・内臓脂肪と慢性炎症

肥満は糖尿病とがん双方の共通のリスク因子です。2025 年に Journal of the National Cancer Institute 誌に掲載されたメンデルランダム化研究では、全身の体脂肪量および内臓脂肪の分布が、子宮体がん、大腸がん、膵がん、肝がん、腎がん、食道腺がんなど少なくとも 12 種類のがんのリスクを因果的に高めることが確認されました[7]。内臓脂肪組織はアディポカイン(レプチン増加、アディポネクチン低下)や炎症性サイトカインを分泌し、インスリン抵抗性と慢性炎症を同時に悪化させ、がん発生の温床となります[10]。したがって、糖尿病予防・がん予防の両面から、適正体重の維持は極めて重要な意味を持ちます。

3. 糖尿病で特にリスクが高まるがんの種類

糖尿病と特に強く関連するがんは、部位によってリスクの大きさが異なります。2024 年の BMC Medicine 誌の解析では、糖尿病患者で最も強くリスクが上昇するがんは肝がんと膵がんであり、次いで大腸がん、胆のうがん、子宮体がん、腎がん、乳がんと続くことが報告されています[3]。ハンガリー全国規模の 10 年間コホート研究でも、膵がん(ハザード比 2.29)と肝がん(ハザード比 1.83)が最もリスクが高く、乳がん(1.14)や前立腺がん(1.17)にも有意なリスク上昇が認められました。これらのがんには、いずれも肥満、高インスリン血症、慢性炎症という共通の土台が関わっています[2,10]。したがって、糖尿病と診断された方、あるいは予備群の方は、各種がん検診(大腸がん検診、乳がん検診、腹部超音波、肝機能検査、婦人科検診など)を怠らず、定期的に受けていただくことが何よりの早期発見・早期治療の近道となります。

4. 「突然発症した糖尿病」ががんのサインとなることがある ― 特に膵臓がん

見落とされがちな重要なポイントとして、「糖尿病の新規発症そのものが、隠れたがんの最初のサイン」である場合があります。中でも膵臓がんとの関連は非常に有名で、新しく診断された膵臓がん患者の最大 50%がすでに糖尿病を合併しており、50 歳以上で新規に糖尿病を発症した人の約 1%が 3 年以内に膵臓がんと診断されることが報告されています[1,6]。この背景には、膵臓がん細胞が産生する副腎髄質ホルモン関連物質や炎症性サイトカインが、インスリン分泌・作用を障害し、診断の 1〜3 年前から血糖を上昇させるという「腫瘍随伴性糖尿病」の仕組みがあります[1,6]。米国で開発された ENDPAC スコア(発症年齢、体重変化、血糖コントロールの悪化)は、新規発症糖尿病患者の中から膵臓がんリスクの高い方を拾い上げる有効なツールとして注目されています[1]。特に、肥満がない・家族歴がない・急に痩せてきた・急速に血糖コントロールが悪化した、といった「典型的ではない糖尿病」の発症は、膵臓がんを含む悪性疾患の精査を検討すべきサインです。

5. がん治療によって糖尿病が発症・悪化することがある

近年、がん治療は飛躍的に進歩し、多くの方ががんと共に長く生きる時代になりました。しかし同時に、治療薬による高血糖や新規糖尿病発症という「思わぬ副作用」への注意が必要となっています[1]。代表的な例は以下の通りです。

(1) 副腎皮質ステロイド薬

悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、脳腫瘍の浮腫抑制、吐き気止めや過敏症予防の前投薬など、がん診療でステロイドが用いられる場面は非常に多岐にわたります。ステロイドはインスリン抵抗性を強め、肝臓での糖産生を増やし、β 細胞機能も抑制するため、ステロイド性糖尿病の発症頻度は 9〜40%にのぼります[1]。特に食後高血糖が顕著で、空腹時血糖だけでは見逃されやすいため、食後 2 時間の血糖モニタリングが推奨されます[1]。

(2) 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)

ニボルマブやペムブロリズマブなどの免疫チェックポイント阻害薬は、がん免疫療法に革命をもたらしましたが、免疫関連副作用として「劇症 1 型糖尿病に類似した自己免疫性糖尿病(CIADM)」を引き起こすことがあります[1]。頻度は 0.4〜4.8%と決して高くはありませんが、発症すると急激にインスリン分泌能が失われ、約 70%の患者が糖尿病性ケトアシドーシスという生命に関わる重篤な状態で発症します[1]。発症時期は ICI 開始後およそ平均 12 週(3 か月)前後が多く、治療開始から 3 か月間は特に注意深い血糖モニタリングが重要です[1]。

(3) 分子標的薬(PI3K-AKT-mTOR 阻害薬、抗体薬物複合体など)

乳がん治療に用いられるアルペリシブやカピバセルチブ、腎細胞がんや神経内分泌腫瘍に用いられるエベロリムス・テムシロリムスなどは、高頻度で高血糖を引き起こします(アルペリシブで全グレード 63.7%、カピバセルチブで 16.3%)[1]。これらはインスリン作用経路を直接ブロックするため、インスリン抵抗性が急激に悪化します。膀胱がんに用いられる抗体薬物複合体エンフォルツマブ・ベドチンでも、10.3%で高血糖の発症が報告されています[1]。幸い、これらの薬剤による高血糖は薬剤中止により多くが可逆的であり、メトホルミンを中心とした適切な管理で、がん治療を継続しながらの血糖管理が可能です[1]。

6. 糖尿病治療薬とがん ― メトホルミンと GLP-1 受容体作動薬の新しい知見

メトホルミン: 古くからある糖尿病薬のがん予防効果

1950 年代から使用されているメトホルミンは、近年「がん予防効果」の観点から注目されています。2024 年に米国国立がん研究所(NCI)主導で Journal of the National Cancer Institute 誌に発表された、166 件の研究を統合した大規模メタアナリシスでは、メトホルミン使用は消化管がん(相対リスク 0.79)、泌尿器がん(0.88)、血液がん(0.87)のリスク低下と関連することが報告されました[4]。2025 年のさらなるメタアナリシス(65 研究)でも、全がんリスクが 28%低下し、特に乳がん(32%低下)と大腸がん(38%低下)で顕著でした。作用機序は、AMPK 活性化を通じた mTOR 経路の抑制、高インスリン血症の是正、がん細胞のエネルギー代謝抑制などが提唱されています[5]。ただし、観察研究主体のため、今後の無作為化比較試験によるさらなる検証が求められる段階です。

GLP-1 受容体作動薬: 肥満関連がんのリスクを減らす可能性

セマグルチドやリラグルチドなどの GLP-1 受容体作動薬は、血糖コントロールだけでなく体重減少効果にも優れ、最近では「肥満関連がんのリスクを下げる可能性」が注目されています。2024 年に JAMA Network Open 誌に掲載された約 165 万人の 2 型糖尿病患者を対象とした米国の大規模研究では、GLP-1 受容体作動薬使用群はインスリン使用群と比較して、大腸がん、胆のうがん、肝がん、膵がん、食道がん、卵巣がん、子宮体がん、髄膜腫などの肥満関連がんのリスクが有意に低下することが示されました[8]。さらに 2025 年 8 月、JAMA Oncology 誌に掲載された肥満成人 86,632 人対象の前向きエミュレーション試験(Dai 氏ら)では、GLP-1 受容体作動薬使用により全体のがんリスクが 17%低下(ハザード比 0.83)、子宮体がん、卵巣がん、髄膜腫のリスク低下が確認されました[5]。一方で腎がんについてはリスク上昇の傾向も示唆されており、今後の長期観察が必要です。

7. 日常生活でできる糖尿病・がん共通の予防対策

糖尿病とがんは、実は「共通の生活習慣」によって大部分の予防が可能です。エビデンスに基づいた具体策は以下の通りです。まず第一に、適正体重の維持は最重要です。BMI 22 前後を目標とし、特に内臓脂肪の減少が糖尿病・がん双方のリスクを下げます[7]。第二に、定期的な運動(週 300 分以上の中等度有酸素運動+週 2 回の筋力トレーニング)は、インスリン感受性を改善し、大腸がん・乳がん・子宮体がんリスクを減らすことが確認されています。第三に、食事は地中海食や日本食に代表される「野菜・魚介類・全粒穀物・良質な油脂」を中心とした食生活を心がけ、赤身肉・加工肉・糖質過多の飲料を控えることが推奨されます[10]。第四に、禁煙と節酒はすべてのがん予防の基本です。そして最後に、HbA1c を安定的にコントロールすること(極端な変動を避けること)が、がん予防の観点からも重要であることが示されています[9]。まんかいメディカルクリニックでは、糖尿病療養指導、運動療法、栄養指導を通じ、こうした総合的な生活習慣支援を行っています。

8. 当院からのメッセージ ― 糖尿病ケアは「がんの早期発見」も担う

糖尿病は、もはや「血糖を下げれば良い」という単純な病気ではありません。動脈硬化、慢性腎臓病、そしてがんに至るまで、全身の健康に深く影響する「全身の代謝病」として捉える必要があります。まんかいメディカルクリニック(三田市)では、糖尿病・生活習慣病の専門的管理に加え、定期的な検診(CT、腹部超音波、便潜血検査等)や、必要に応じた連携医療機関での精密検査(内視鏡等)のご提案を通じて、糖尿病と「がんの早期発見」の両立を支援しています。特に、「急に血糖が悪化した」「体重が急に減った」「以前はコントロールが良好だったのに突然悪化した」といったサインは、隠れたがんの可能性も念頭に、丁寧に評価することが大切です。気になる症状、糖尿病の悪化、ご家族に糖尿病やがんの既往がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 糖尿病だと、必ずがんになるのでしょうか?

A. いいえ、必ずなるわけではありません。ただし、2 型糖尿病のある方は、ない方と比べて総がん発症リスクが約 20%高く、肝がん・膵がんでは 2〜3 倍にリスクが上昇することが大規模研究で確認されています[2,3]。逆に言えば、血糖コントロール、適正体重の維持、禁煙、定期的ながん検診を行うことで、多くのリスクを下げることが可能です。糖尿病と診断されたら、「がん予防」も治療目標の 1 つに組み込むという意識が大切です。

Q2. 糖尿病の薬を長く飲んでいると、がんのリスクが上がりませんか?

A. 薬剤によって異なります。メトホルミンは、むしろ複数のがんのリスクを下げる可能性が米国 NCI のメタアナリシス(166 研究)で報告されています[4]。GLP-1 受容体作動薬(セマグルチド等)も、肥満関連がんのリスクを下げる傾向が 2025 年 JAMA Oncology 誌の大規模研究で示されました[5]。一方、インスリン製剤は高用量での長期使用ががんリスクと関連する可能性が指摘されていますが、これは「必要な人にとっては、リスクより血糖コントロールのメリットが上回る」場合がほとんどです。薬剤選択は個別の状況で判断しますので、主治医にご相談ください。

Q3. 最近、急に糖尿病と診断されました。がんの検査も受けたほうが良いですか?

A. 場合によっては受けていただくことをお勧めします。特に、50 歳以上での新規発症、肥満がなく家族歴もない、急な体重減少を伴う、短期間に HbA1c が急激に悪化した、といった「典型的でない糖尿病発症」の場合は、膵臓がんを含む悪性疾患の精査を検討する価値があります[1,6]。これは「腫瘍随伴性糖尿病」と呼ばれる状態で、がんが糖尿病発症の数年前から血糖を上昇させている可能性があるためです。当院では、必要に応じて腹部超音波、腫瘍マーカー、画像検査などのスクリーニングをご提案しています。

Q4. がん治療中に血糖が急に上がりました。どうすれば良いですか?

A. まず、自己判断でがん治療を中断せず、主治医(腫瘍内科医)と糖尿病専門医に速やかにご相談ください。ステロイド、免疫チェックポイント阻害薬、分子標的薬(PI3K-AKT-mTOR阻害薬)など、多くのがん治療薬は高血糖を引き起こすことが知られています[1]。特に免疫チェックポイント阻害薬による糖尿病は、約 70%で糖尿病性ケトアシドーシスという緊急事態で発症するため、のどの渇き・多尿・倦怠感・体重減少などの症状があれば、すぐに医療機関を受診してください[1]。薬剤性高血糖の多くは適切に管理可能で、がん治療を継続しながらの血糖コントロールが目指せます。

Q5. 糖尿病とがん、両方が心配です。何から始めれば良いですか?

A. まず、基本の 3 つから始めましょう。①体重管理(BMI 22 前後を目標)、②週 150 分以上の中等度有酸素運動、③禁煙と節酒――この 3 点は、糖尿病発症率を 58%下げ、複数のがんリスクも有意に下げることが国内外のエビデンスで確立されています[7,10]。加えて、年 1回は健康診断を受け、HbA1c、血糖、肝機能、腎機能、そして年齢に応じたがん検診(胃、大腸、肺、乳房、子宮頸部、前立腺など)を受けることが重要です。すでに糖尿病をお持ちの方は、血糖値の「安定したコントロール」(HbA1c の大きな変動を避ける)ががん予防にも有効とされています[9]。ご不安があれば、当院までお気軽にご相談ください。

参考文献

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※本コラムは 2026 年 4 月時点の情報に基づくものです。実際の治療方針は個々の病状により異なりますので、必ず主治医にご相談ください。本記事は特定の薬剤を推奨するものではなく、最新のエビデンスをわかりやすくお伝えすることを目的としています。

記事監修者田場 隆介

医療法人社団 青山会 まんかいメディカルクリニック 理事長

医療法人社団青山会代表。兵庫県三田市生まれ、三田小学校、三田学園中学校・同高等学校卒業。 1997(平成9)年岩手医科大学医学部卒業、町医者。聖路加国際病院、淀川キリスト教病院、日本赤十字社医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院を経て、2009(平成21)年医療法人社団青山会を継承。 2025年問題の主な舞台である地方の小都市で、少子高齢化時代の主役である子どもと高齢者のケアに取り組んでいる。

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