【慢性心不全】心不全患者 120 万人時代|最新 NICE ガイドラインで変わった治療の常識と予防意識
■はじめに:心不全パンデミックとは何か
心不全とは、心臓が全身に必要な血液を十分に送り出せなくなる状態です。息切れ・むくみ ・倦怠感などが主な症状で、一度発症すると生涯にわたる管理が必要な慢性疾患です。 世界的にみると、ヨーロッパの成人の 1〜2%が心不全を患っていると推計されており(欧州 心臓病学会、2021 年)、日本でも推定 120 万人以上が心不全を抱えています。高齢化社会の進行とともに患者数はさらに増加しており、医療界では「心不全パンデミック」という言葉が使われるほど深刻な状況です。英国の 2025 年国家心不全監査によれば、心不全による入院件数は 2022〜23 年の 61,401 件から 2023〜24 年には 65,679 件へと増加しており、医療資源への負担は年々大きくなっています。
今後、日本においても、何も増して超高齢化と生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症・ 肥満)の増加に伴い、心不全患者はさらに増加することが予測されます。当院では、心不全の予防・早期発見・適切な管理を患者さんとともに実践することを重要な使命と捉えています。
本コラムでは、2026 年 3 月に英国医学誌 BMJ に掲載された最新の NICE ガイドライン(慢 性心不全の診断と管理)の解説に加え、欧米の権威ある医学雑誌に掲載された最新のエビデンスをもとに、生活習慣改善が心不全予防にいかに重要かをわかりやすく解説します。
■最新 NICE ガイドライン徹底解説(BMJ 2026)
2026 年 3 月 11 日、英国医師会雑誌(BMJ)に英国国立医療技術評価機構(NICE)による「 成人の慢性心不全:診断と管理」ガイドラインの更新版サマリーが掲載されました(BMJ 2026;392:s266)。 2018 年版からの大幅な改定を含むこのガイドラインは、心不全治療の新しいスタンダードを示すものです。
心不全の 3 つのタイプを理解する
心不全は、心臓の収縮力(左室駆出率:LVEF)によって 3 つに分類されます。
| ① HFrEF(駆出率低下型心不全) | LVEF が 40%以下。心臓の収縮力が著しく低下した状態。 |
| ② HFmrEF(軽度低下型心不全) | LVEF が 41〜49%。中間的な状態で、近年治療法が整備され つつある。 |
| ③ HFpEF(駆出率保存型心不全) | LVEF が 50%以上。収縮力は保たれているが、拡張機能が障害されている。全心不全患者の 50%以上を占める。 |
これらの分類は治療方針に直接影響します。以下、各タイプの最新推奨治療を詳しく解説します。
HFrEF(駆出率低下型)への最新治療:4 剤同時戦略
今回の最大の改定ポイントは、従来の「1 剤ずつ段階的に増やす」戦略から「4 種類の薬剤を 早期から組み合わせて使用する」方針へのシフトです。
NICE が推奨する 4 種類の薬剤クラスは以下の通りです:
【HFrEF 基本 4 剤】
- ACE 阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬):心臓への負荷を軽減し、心不全の 進行を抑制する基本薬
- β 遮断薬(ベータブロッカー):心拍数を低下させ、心臓を保護する
- MRA(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬):体液貯留を防ぎ、心臓のリモデリングを抑制する
- SGLT-2 阻害薬(ナトリウム・グルコース共輸送体 2 阻害薬):もともと糖尿病薬として開発されたが、心不全への著明な効果が証明された「革命的」な薬
DAPA-HF 試験(NEJM 2019)や EMPEROR-Reduced 試験(NEJM 2020)などの大規模ランダム化比較試験(RCT)で、SGLT-2 阻害薬(ダパグリフロジン・エンパグリフロジン)を ACE 阻害薬・β 遮断薬・MRA に追加することで、死亡率と心不全関連入院を有意に低下させることが証明されています。重要なのは、高カリウム血症などの副作用の有意な増加なしに、これらの効果が得られた点です。
また、費用対効果の経済モデリングによって「MRA+SGLT-2 阻害薬+ACE 阻害薬+β 遮断薬」の4 剤併用が最もコスト効果的であることが示されました。
症状が残る場合:ARNI(アンジオテンシン受容体ネプリリシン阻害薬)
最大耐用量の 4 剤を使用しても心不全症状が続く場合は、ACE 阻害薬を ARNI(サクビトリル/バルサルタン)へ切り替えることが推奨されます。ARNI は ACE 阻害薬に比べ、さらに強力に心 臓保護効果を発揮します。ただし、血管浮腫(顔や口・喉の腫れ)の既往がある場合は ARNI が禁忌となるため、その場合は ARB(アンジオテンシン II 受容体拮抗薬)を使用します。
HFmrEF(軽度低下型)への治療:考慮すべき 4 剤
HFmrEF については、SGLT-2 阻害薬(NICE 技術評価 TA929・TA902)が既に推奨されていましたが、今回の改定で ACE 阻害薬・β 遮断薬・MRA についても有効性を支持する RCT エビデンスが積み上がり、これらの 4 剤を「考慮する」ことが新たに推奨されました。スピロノラクトンなどの MRA は低コストであり、入院減少効果を考慮すると費用対効果も良好とされています。
HFpEF(駆出率保存型)への治療:SGLT-2 阻害薬+MRA
心不全患者の半数以上を占める HFpEF に対しても、今回の改定で明確な治療推奨が示され ました。FINEARTS-HF 試験や TOPCAT 試験のメタ解析から、MRA が心不全入院を低下させることが示されており、SGLT-2 阻害薬と MRA の組み合わせが推奨されています。HFpEF はこれまで確立した薬物療法が乏しかっただけに、今回の推奨は大きな前進です。
画期的な追加:静注鉄剤の推奨
今回のガイドライン改定で新たに追加された重要な推奨が、鉄欠乏を伴う HFrEF への静注 鉄剤投与です。
FAIR-HF 試験・FAIR-HF2 試験・IRONMAN 試験・CONFIRM-HF 試験などの RCT のエビデンスを総合評価した結果、鉄欠乏を伴う HFrEF 患者において、静注鉄剤(フェリン酸カルボキシマルトース、鉄スクロース、デリソマルトース鉄)が運動耐容能と生活の質(QOL)を改善することが示されました。
推奨の具体的な条件:
- ヘモグロビン(Hb)が 150 g/L 未満
- トランスフェリン飽和度(TSAT)が 20%未満、または血清フェリチンが 100 ng/mL 未 満の鉄欠乏
これに当てはまる HFrEF 患者には、上記のいずれかの静注鉄剤を「考慮する」ことが推奨されます(経口鉄剤では心不全患者での吸収が不十分なため、静注が必要)。
モニタリング:安全な薬物療法のために
ACE 阻害薬・ARNI・ARB・MRA を使用する際は、腎機能と電解質(クレアチニン・カリウ ム)の定期的な測定が必要です。
- 開始時・各増量後 1〜2 週間以内に確認
- 最大耐用量確立後は 3〜6 か月ごとに確認
血清クレアチニンの最大 50%上昇、またはカリウムが 5.5 mmol/L 以下の上昇は許容範囲とさ れており、これを理由に薬を中止・減量する必要はないとガイドラインは明記しています。
■生活習慣改善で心不全を防ぐ:9 つの最新エビデンス
薬物療法の進歩と同様に、生活習慣の改善が心不全の予防・進行抑制に極めて重要であることが、欧米の多くの大規模研究で証明されています。以下、それぞれのテーマについて最新のエ ビデンスをもとに詳しく解説します。
① コレステロール管理:LDL を徹底的に下げる
脂質異常症(特に LDL コレステロールの高値)は動脈硬化を促進し、冠動脈疾患から心不全へと進行するリスクを高めます。FOURIER 試験(Sabatine MS et al., NEJM 2017)は、PCSK9 阻害薬(エボロクマブ)をスタチン療法に追加することで、主要心血管イベントを有意に減少させることを 27,564人の RCT で証明しました。スタチンによる LDL 低下が「1 mmol/L(約 39 mg/dL)下がるごとに主要心血管イベントが約 22%減少する」とする大規模メタ解析(Cholesterol Treatment Trialists’Collaboration)も、コレステロール管理の重要性を裏付けています。
当院では、高リスク患者には積極的な LDL 管理(LDL-C 70 mg/dL 未満を目標とすることが多い)をお勧めしています。食事と運動で改善が不十分な場合は、スタチンやエゼチミブなどの薬物療法を早期から検討します。
② 禁煙:心臓へのダメージを今すぐ止める
喫煙は心不全の独立した危険因子です。Hackshaw A et al.(Lancet 2018)による世界的な研究では、1 日わずか 1 本の喫煙でさえ、非喫煙者と比較して冠動脈疾患リスクが 53%、脳卒中リスクが25%増加することを示しました。さらに重要なのは、禁煙後に心血管リスクが急速に低下する ことです。禁煙 1 年後にはリスクが半分近くに低下し、長期的には非喫煙者に近い水準まで回復します。
当院では、禁煙を強く希望される患者さんには保険適用の禁煙治療(ニコチン補充療法・バレニクリンなど)をご提供しています。「本数を減らすだけでいい」という考えは医学的根拠に乏しく、完全禁煙が最善の選択です。
③ 地中海食・食事パターン:食べ方が心臓を守る
地中海食(野菜・果物・全粒穀物・豆類・ナッツ・オリーブオイル・魚を中心とした食事) が心血管疾患リスクを低下させることは、スペインで行われた PREDIMED 試験(Estruch R et al., NEJM 2013/2018)で強力に支持されています。7,447 人を対象としたこの大規模 RCT では、地中海食(特にエクストラバージンオリーブオイルまたはナッツを補足したグループ)が通常の低脂肪食と比較して主要心血管イベントを約 30%低下させることが示されました。
一方、超加工食品(インスタント食品・スナック類・砂糖入り飲料など)の摂取と心不全リスクの増加についても、欧米の複数のコホート研究で関連が報告されています。塩分制限(1 日 6g 未満)は血圧管理と体液貯留の防止に特に重要です。
④ 運動:「安静」は心不全患者に逆効果
「心臓病があるから運動は危険」という誤解は医学的に否定されています。HF-ACTION 試験(O’Connor CM et al., JAMA 2009)は、2,331 人の安定した心不全患者(主に HFrEF)を対象に有酸素運動訓練の効果を検証し、運動群において全死亡・入院リスクの有意な低下と生活の質の改善を示しました。欧州心臓病学会(ESC)のガイドラインも、すべての安定した心不全患者に対して定期的な有酸素運動を強く推奨しています。
推奨される運動の目安は、中等度の有酸素運動(ウォーキング・自転車・水泳など)を週 150 分以上です。ただし、心不全の重症度・状態によって適切な運動量は異なりますので、必ず主治医に相談のうえで開始してください。当院では患者さんの状態に合わせた運動指導を行っています。
⑤ アルコール制限:飲み過ぎは「毒薬」
アルコールと心血管疾患の関係については、長年「適量なら保護的」という見方もありました が、近年の研究でその見解が覆りつつあります。Wood AM et al.による英国の大規模コホート研究(Lancet 2018)では、599,912 人のデータを解析し、アルコール消費量と心血管疾患・死亡リスクの関係を検討した結果、心不全・脳卒中・大動脈瘤・心房細動リスクはアルコール消費量が増えるほど直線 的に上昇することが示されました。「アルコールの心臓への保護効果」はコロナ動脈疾患の一部のエンドポイントに限定的に見られるに過ぎず、全体的な心血管疾患リスクは少量でも上昇します。
アルコール性心筋症(大量飲酒による心筋障害)は、HFrEF の重要な原因の一つです。飲酒 習慣がある方は、週 14 単位(日本では 1 単位=純アルコール 10g)以下を目標とし、心不全や心筋症の診断がある場合は禁酒が原則です。
⑥ 体重管理・肥満対策:脂肪が心臓を圧迫する
肥満(BMI 30 以上)は高血圧・糖尿病・睡眠時無呼吸症候群を介して心不全リスクを著しく 高めます。Kenchaiah S et al.(NEJM 2002)の大規模研究(フラミンガム心臓研究)では、BMI が 1 増加するごとに心不全リスクが男性で 5%、女性で 7%増加することを示しました。近年では、GLP-1 受容体作動薬(セマグルチドなど)による体重減少が心血管アウトカムを改善するという報告(SELECT 試験、 NEJM 2023)も注目されており、当院でも体重管理プログラムの一環として GLP-1 療法を提供しています。
なお、心不全が進行すると「心臓悪液質」と呼ばれる体重減少・筋肉喪失が生じることがあり、こうした状態では積極的な栄養補給と筋肉量の維持が逆に重要になります。体重管理は個々の状態に応じた判断が必要です。
⑦ ストレス管理:心と心臓は密接につながっている
精神的ストレスと心臓病の関連は、科学的に確立されています。Vaccarino V et al.が Lancet 誌に発表した研究(2021 年)では、精神的ストレスが心筋虚血を誘発するメカニズムとして、交感神経系の過活動・炎症の促進・血管内皮機能障害などが関与することを明らかにしました。また INTERHEART 試験(Yusuf S et al., Lancet 2004)では、急性心筋梗塞の原因として「心理社会的ストレス」が喫煙・高血圧・糖尿病に匹敵する重要な危険因子であることが 52 か国 29,000 人のデータで示されました。
マインドフルネス・認知行動療法・適切な休息・社会的なつながりの維持などがストレス管理 に有効とされています。うつ病や不安障害は心不全リスクを高めるだけでなく、心不全患者の予後を悪化させることも知られており、精神科・心療内科との連携も重要です。
⑧ 睡眠:睡眠の質が心臓を守る
睡眠と心不全の関係は、近年特に注目されています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)は心不全の重要な合併症・増悪因子であり、心不全患者の 50〜75%に合併するとされています。Javaheri S et al.(JACC 2017)のレビューでは、中枢性・閉塞性を問わず睡眠時無呼吸症候群が心不全の発症 ・増悪・予後悪化に密接に関与することが詳述されています。CPAP 療法(持続陽圧呼吸療法)による睡眠時無呼吸の治療が心機能の改善・血圧低下・QOL 向上につながることも示されています。
また、睡眠時間と心不全リスクに関するメタ解析(Wang C et al., JACC 2023)では、1 日の睡 眠時間が 6 時間未満の短時間睡眠でも 9 時間以上の長時間睡眠でも、心不全リスクが増加することが示されており、7〜8 時間の適切な睡眠が推奨されます。
⑨ 血圧管理:すべての基礎
高血圧は心不全、特に HFpEF の最も重要な危険因子です。SPRINT 試験(Wright JT et al., NEJM 2015)では、9,361 人の高リスク患者を対象に収縮期血圧を 120 mmHg 未満に厳格管理する群と140 mmHg 未満に管理する群を比較し、厳格管理群で主要心血管イベントが 25%、全死亡が 27%有意に低下することを示しました。心不全予防のためには、まず高血圧を確実にコントロールすることが最大の予防策の一つです。血圧が 130/80 mmHg を超えるすべての人は、早めに医療機関を受診し、生活習慣改善と必要に応じた薬物療法を開始することをお勧めします。
■よくある質問(FAQ)
Q1. 心不全は完全に治りますか?
心不全は原則として「完治」するものではなく、生涯にわたる管理が必要な慢性疾患で す。ただし、適切な薬物療法と生活習慣改善により、症状を大幅に軽減し、入院や死亡リスクを著しく低下させることができます。近年では SGLT-2 阻害薬・ARNI などの新薬の登場により、一部の患者では心臓の機能が改善(LVEF が回復)するケースも報告されています。PARADIGM-HF 試験(NEJM 2014)では、ARNI が ACE 阻害薬と比較して心不全死亡・入院リスクを 20%低下さ せることが示されました。あきらめずに治療を続けることが大切です。
Q2. 心不全と診断されたら、運動はやめた方が良いですか?
安定した状態であれば、適切な運動は心不全患者さんに強く推奨されます。「安静が一番」という考えは医学的に誤りです。HF-ACTION 試験(JAMA 2009)では、2,331 人の安定した心不全患者において有酸素運動訓練が死亡・入院リスクを低下させ、生活の質を有意に改善することが証明されています。ESC(欧州心臓病学会)・AHA(米国心臓協会)とも、すべての安定した心不全患者への定期的な有酸素運動を推奨しています。ただし、急性増悪期・重症例などでは運動を控える必要があります。開始前に必ず主治医にご相談ください。
Q3. 糖尿病でなくても SGLT-2 阻害薬を飲めますか?
はい、心不全の治療として糖尿病の有無に関わらず使用できます。DAPA-HF 試験(NEJM 2019)では、糖尿病のない HFrEF 患者においてもダパグリフロジンが心不全悪化・心血管死を有意に低下させることが証明されています。日本でもダパグリフロジン(フォシーガ)・エンパグリフロジン(ジャディアンス)が心不全治療薬として承認されており、当院でも処方可能です。低血糖のリスクは糖尿病のない患者さんでは極めて低く、安全に使用できます。尿路感染症のリスクがわずかに上昇しますが、多くの場合は管理可能です。
Q4. 心不全を予防するために、最も効果的な食事は何ですか?
現時点で最も強いエビデンスがあるのは「地中海食」です。PREDIMED 試験(NEJM 2013/2018)では、7,447 人を対象に、地中海食が低脂肪食と比較して主要心血管イベントを約30%低下させることを RCT で証明しました。地中海食の特徴は、豊富な野菜・果物・全粒穀物・豆類・ナッツ・オリーブオイル・魚の摂取と、赤肉・加工食品・砂糖の制限です。これは和食(特に伝統的な日本食)とも多くの点で共通しており、「旬の野菜・魚中心の食事+塩分控えめ」が心臓に優しい食事の基本といえます。また、超加工食品の摂取を可能な限り減らすことも重要です。
Q5. 心不全の検査はどんなものがありますか?何科に受診すれば良いですか?
心不全の診断には、①心エコー検査(超音波で心臓の構造・機能を評価)、②血液検査(BNP・NT-proBNP など心不全マーカー)、③心電図・胸部 X 線が基本となります。「息 切れ・むくみ・倦怠感が続く」「安静時でも息苦しい」「急に体重が増えた」などの症状がある場合は、内科 (循環器内科)への受診をお勧めします。当まんかいメディカルクリニックでは、循環器専門医による心エコー検査(超音波)を院内で実施しており、心不全の早期発見・診断・治療・管理を一貫してご提供できます。「心不全かも?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。
参考文献
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記事監修者田場 隆介
医療法人社団 青山会 まんかいメディカルクリニック 理事長
医療法人社団青山会代表。兵庫県三田市生まれ、三田小学校、三田学園中学校・同高等学校卒業。 1997(平成9)年岩手医科大学医学部卒業、町医者。聖路加国際病院、淀川キリスト教病院、日本赤十字社医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院を経て、2009(平成21)年医療法人社団青山会を継承。 2025年問題の主な舞台である地方の小都市で、少子高齢化時代の主役である子どもと高齢者のケアに取り組んでいる。
