【帯状疱疹】予防の新常識!帯状疱疹だけじゃない“大人ワクチンによる脳のエイジングケア”
■はじめに
私たちの社会が直面する大きな課題の一つに、認知症があります。認知症は記憶や判断力などの認知機能が徐々に低下する疾患で、世界で約5,500万人もの人が罹患しており、高齢化に伴い患者数は増加の一途をたどっています 。残念ながら未だ根本的な治療法は確立されておらず、生活習慣の改善など12の修正可能な危険因子への対策で約40%の予防効果が期待できるとも言われています 。こうした中、近年インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチンなど「成人向け定期ワクチン」の接種が認知症の発症リスクを下げる可能性に注目が集まっています 。一見、感染症予防と認知症には直接関係がないように思われます。しかし、高齢者では感染症が脳に炎症ダメージを与えたり、体全体の健康を損ねて認知症を進行させる可能性が指摘されてきました。また、ワクチン接種によって免疫システムが刺激されることで、脳に有害な変化を抑制する「副次的効果(オフターゲット効果)」が得られる可能性も議論されています 。本記事では、成人向けワクチン接種が認知症予防につながる科学的根拠について、最新の研究結果をもとにわかりやすく解説します。
■成人向け定期ワクチンと認知症リスク低下の証拠
これまでに発表された複数の研究により、インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹、百日咳・破傷風・ジフテリア(Tdap)、RSウイルスなどに対する成人向けワクチン接種が、接種を受けていない人に比べて認知症になるリスクが低いことが報告されています 。以下に主なワクチンと認知症リスク低減効果の例を紹介します。
• インフルエンザワクチン(季節性インフルエンザ): インフルエンザに罹ると肺炎など重い合併症を起こすことがあり、その後「なんとなく認知機能が落ちた」と感じるケースがあるといいます。米国の大規模研究では、65歳以上でインフルエンザ予防接種を1回以上受けた人は、4年間の追跡期間でアルツハイマー型認知症の発症率が接種しなかった人より約40%も低かったとの結果が報告されました 。またイギリスの研究(約7万人を12年間追跡)でも、インフルエンザワクチン接種者は非接種者に比べ認知症になるリスクが約17%低下したことが示されています 。複数回接種(毎年の接種)による「継続的な予防効果」も示唆されており 、季節ごとにワクチンを受ける意義が裏付けられつつあります。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は高齢者の肺炎原因菌として有名ですが、実は肺炎に伴う全身の炎症や低酸素状態が脳にダメージを与え、認知症のリスクを高める可能性があります。ある研究では肺炎球菌ワクチンを受けた高齢者は、アルツハイマー病の発症リスクが受けていない人より約36%低かったと報告されています 。この数字はワクチン接種が将来的なアルツハイマー病を予防する一つの手段になり得ることを示唆しています。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は子どもの頃にかかった水ぼうそうウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が体内に潜み、高齢になって免疫が低下したときに再活性化して発症する病気です。痛みを伴う発疹を引き起こすだけでなく、脳に炎症を起こして認知症のリスクを高める可能性が指摘されています 。帯状疱疹の予防接種(特に50歳以上に推奨)を受けた人では、認知症全体の発症率がおよそ20〜30%低下するとのデータが複数示されています 。米国および英国・ウェールズで行われた大規模研究でも、帯状疱疹ワクチン接種者は非接種者に比べて認知症の診断を受ける確率が約20%低かったことが確認されました 。帯状疱疹ワクチンは2018年以降、日本でも50歳以上を対象に任意接種が可能になっており、こうした予防接種が将来的な認知症予防に寄与する可能性が期待されています。
RSウイルス(RSV)ワクチン
RSウイルスは乳幼児だけでなく高齢者にとっても肺炎の原因となるウイルスで、重症化すると入院が必要になることもあります。2023年、高齢者向けのRSウイルスワクチン(RSウイルス感染症予防ワクチン)が初めて承認されました。新しいため知見は限られますが、最新の研究ではRSウイルスワクチンを接種した群で認知症の発症が抑えられる傾向が示唆されています 。特に帯状疱疹ワクチンとRSウイルスワクチンの両方に含まれる強力な免疫増強剤(AS01アジュバント)が脳を守る効果を発揮している可能性も議論されています 。このアジュバントは免疫を活性化し、動物実験ではアルツハイマー病の病変を減らす効果が報告されており、人でもインターフェロンγという物質を増やして認知機能低下を抑える可能性があります 。RSウイルスワクチンは日本でも2024年に65歳以上を対象に任意接種が始まる予定であり、今後その効果がさらに検証されるでしょう。
百日咳・破傷風・ジフテリア混合ワクチン(Tdap)
児期に受けるDPT(三種混合)ワクチンに相当し、大人では10年毎の追加接種が推奨されるワクチンです。百日咳(Pertussis)や破傷風菌などの感染症は直接脳を侵すわけではありませんが、重症化すると長期の炎症や低酸素状態を招きうるため、ワクチンで予防することが認知症リスク低減につながる可能性があります。実際、Tdapワクチンを受けた人は受けていない人に比べて認知症の発症リスクが約33%低いとの解析結果があります 。さらにTdapと帯状疱疹ワクチンの両方を受けると、どちらか片方のみよりも認知症リスクがより低下するとの報告もあり 、複数のワクチン接種による相乗効果が示唆されています。
以上のように、定期接種、任意接種と位置付けられる様々なワクチンが、「将来の認知症を減らすかもしれない」という可能性を見せ始めています。ただし、これらはいずれも観察研究(コホート研究など)の結果であり、接種群と非接種群で生活習慣など他の要因が完全に同じではない可能性があります。しかし近年は、こうした「健康な人ほどワクチンを打つ」というバイアスを排除する工夫を凝らした研究も行われるようになりました。次章では、その代表的な研究成果について詳しく見てみましょう。
■ワクチン接種と認知症リスクに関する2022年のメタ分析【Wuら】
まず注目すべきなのは、2022年に発表された大規模なメタ分析の結果です 。中国の研究者Wuらが中心となって行われたこの研究(Frontiers in Immunology誌掲載)は、過去に発表された複数の観察研究データを統合し、ワクチン接種歴と認知症発症率との関連を解析しました 。対象となったのは合計17研究・延べ約185万人分のデータで、非常に大規模な分析です 。
結果は明確でした。ワクチンを受けていた人は全体として認知症になる確率が約35%も低く、統計的にも有意な差が認められたのです 。さらに興味深いことに、ワクチンの種類ごとに見てもほぼ全てのワクチンで「接種者の方が非接種者より認知症が少ない」傾向がみられました 。特に有意差が大きかったものとして、狂犬病ワクチン(リスク43%減)やTdap(三種混合、リスク31%減)、帯状疱疹ワクチン(リスク31%減)、インフルエンザワクチン(リスク26%減)などが挙げられています 。そのほかB型肝炎やA型肝炎、チフスワクチンといった一部のワクチンでも有意なリスク低下が報告されました 。このように幅広いワクチンで傾向が一致していることは、「特定のワクチンのみの特殊な効果ではなく、ワクチン接種全般が脳を守る可能性」を示唆するものです。
このメタ分析は他にも重要なポイントを明らかにしています。複数種類のワクチンをきちんと受けている人ほど、将来認知症になる割合が低いこと、そしてインフルエンザワクチンを毎年継続して受けている人ほど認知症になりにくい傾向が確認されました 。また、この効果は男女差や年齢による差は認められなかったことから 、老若男女問わずワクチンによる予防効果が期待できる可能性があります。研究チームは「定期的な成人向けワクチン接種は認知症リスクを有意に低下させることが示された。これは認知症予防戦略として有望である」と結論づけています 。もっとも因果関係(ワクチンが直接リスクを下げているのかどうか)を最終的に証明するには、さらなる研究や介入試験が必要であるとも述べられています 。
■帯状疱疹ワクチンと認知症予防効果:自然実験による検証【Xieら, 2025年】
特に帯状疱疹ワクチンに関しては、ここ数年で画期的な研究成果が相次いで報告されています。中でもスタンフォード大学をはじめとする国際研究チーム(筆頭著者Xieら)は、イギリス・ウェールズの「偶然生まれた自然実験」を利用して、ワクチン効果を精密に検証しました 。ウェールズでは2013年に帯状疱疹ワクチンの定期接種が導入されましたが、導入初年度に79歳だった人のみが接種対象となり、80歳以上の人は一生対象外という特殊な年齢制限がありました 。つまり「1933年9月2日以降生まれの人は接種券が配られ、1933年9月1日以前生まれの人には配られない」という境界線が生まれたのです 。生年月日がほんの数日違うだけでワクチンを受けられるかどうかが決まるという、この「幸運な自然実験」に着目した研究チームは、ウェールズにおける高齢者約28万人の健康データを詳細に解析しました。
その結果、ワクチン接種対象となったグループでは、対象外だったグループに比べて認知症の発症率が約20%も低下していることが明らかになりました 。7年間の追跡期間で新たに認知症と診断された割合を比較すると、帯状疱疹ワクチンを受けた人たちは受けなかった人たちよりも認知症の発症率が20%低かったのです 。この差は統計的にも有意で、過去の観察研究で指摘されていた傾向を強力に裏付ける結果となりました。「生ワクチンである帯状疱疹ワクチンが、思いがけず認知症を予防・遅らせる効果を持つ可能性を示した」と研究者らは述べています。
さらに注目すべきは、この研究チームが続けて発表した2025年の別解析(Cell誌, Xieら)です 。先ほどのウェールズの自然実験データを活用しつつ、帯状疱疹ワクチンが「すでに認知症と診断されている人」に与える影響を調べたのです。その結果、帯状疱疹ワクチン接種には認知症の発症を防ぐだけでなく、認知症の進行を遅らせる可能性があることが示唆されました 。具体的には、帯状疱疹ワクチンを接種した高齢者では軽度認知障害(MCI)の新規診断が有意に減少し 、すでに認知症を発症していた患者においては「認知症が原因で亡くなる」人の割合が接種により明らかに低下していたのです 。実際、9年間の追跡でワクチンを受けた認知症患者の約30%は、認知症が主因で死亡したのに対し、未接種の患者では約50%が認知症が主因で亡くなったというデータも報告されています 。この差は大きく、ワクチンによって認知症による深刻な悪化や死亡が減った可能性を示すものです。
なぜ帯状疱疹ワクチンでこのような効果が出るのでしょうか?研究者らは、水痘帯状疱疹ウイルスが脳にも潜在感染し、加齢や免疫低下で再活性化すると脳内で炎症を引き起こして認知症につながる可能性を指摘しています。ワクチンでウイルスの再活性化を防ぐことで、そのような「ウイルス誘発性の神経炎症」を抑えられるかもしれないのです。また帯状疱疹ワクチン(とくに導入当時ウェールズで使われていた生ワクチンのZostavax)には免疫を幅広く刺激する作用があり、それによって脳の老化プロセスに何らかの良い影響を与えている可能性も考えられます 。今回の一連の研究は「ワクチン接種者は健康意識が高いから認知症が少ないだけでは?」という先入観を排し、因果関係に近いエビデンスを示した点で非常に重要です。著者らも「バイアスの少ない自然実験により、帯状疱疹ワクチンには認知症を防ぐ・遅らせる効果がある可能性が示された」と述べています。この発見は認知症予防にワクチンを活用するという新しい扉を開くものと言えるでしょう。
■最新の研究動向(2023年以降)
2023年以降、欧米ではワクチンと認知症に関する新たな知見が次々と発表されています。それらは前述の結果をさらに裏付け、ワクチンの認知症予防効果への期待を高める内容です。本節では最新の主な研究をご紹介します。
新型帯状疱疹ワクチン(シングリックス)への期待
従来アメリカで使用されていた生ワクチン(ゾスタバック斯)はすでに使用中止となり、より効果が高い組換えタンパクワクチンのシングリックスに切り替わっています。ではこの新しいワクチンにも認知症予防効果はあるのでしょうか?2024年に発表された研究では、米国でゾスタバック斯からシングリックスへの転換期に着目し、シングリックス接種者の方が接種直前期のゾスタバック斯接種者よりも、その後6年間の認知症発症率が有意に低かったことが報告されました 。これは「新しい帯状疱疹ワクチンにも認知症リスク低減効果がある可能性」を示す初めてのエビデンスです。具体的な差としては、シングリックス接種により認知症にならずに過ごせる期間が平均164日延びた(診断までの期間が17%長くなった)という解析結果が示されています。さらに興味深いことに、同じ研究でシングリックス接種群はインフルエンザワクチン接種群やTdap接種群よりも認知症発症率が低いことも明らかになりました 。効果は男女ともに認められましたが、女性でより顕著だったとのことです 。これらの知見は「より効果の高いシングリックスへの切り替えは、認知症予防の面でも有益かもしれない」という示唆を与えています。
欧州からの検証
ウェールズ以外の地域でも: 帯状疱疹ワクチンの予防効果はウェールズの特殊事情だけの現象ではありません。オーストラリアでも同様の公衆衛生上の年齢制限を利用した解析が行われ、2025年に「帯状疱疹ワクチン接種により認知症発症率が有意に低下した」との結果が報告されました 。解析対象10万人規模のデータでも、接種群で認知症の新規診断が減少しており、ウェールズの結果が別地域でも再現された形です。この研究では男女差は見られなかったものの、データの限界として認知症の診断漏れやワクチン接種歴の記録不足が指摘されており、実際の効果は報告された数字より大きい可能性も示唆されています 。欧州では他にも、イタリア・カナダの合同研究チームが2025年に21研究・1億人超のデータをまとめたシステマティックレビューを発表しています 。その中でも帯状疱疹ワクチン接種者は非接種者より24%認知症が少なく、インフルエンザで13%減、肺炎球菌で36%減、Tdapで33%減といった具体的な数値が報告されており 、前述のメタ分析【Wuら】と同様の結論が得られました。欧米双方からの検証により、「ワクチン接種者の認知症リスク低下」という傾向はますます信頼性を増してきたと言えるでしょう。
インフルエンザワクチンの前向き研究(UKバイオバンク)
2024年には、イギリスの大規模データベース(UKバイオバンク)を用いた前向きコホート研究の結果も発表されました 。前向き研究とは、参加者を追跡しながらデータを集める方法で、過去データを後から解析するよりバイアスが少ない点が特徴です。対象は60歳以上の約7万人で、12年間の追跡期間に約2千人が認知症を発症しました 。解析の結果、インフルエンザワクチンを接種していたグループは未接種グループに比べ認知症発症リスクが17%低下しており 、特に血管性認知症についてはリスクが42%も減少するという顕著な差がみられました 。一方でパーキンソン病に対する効果は認められず、ワクチン効果は神経変性疾患すべてに及ぶわけではないことも示唆されました 。この研究は英国という地域でのデータですが、日本でも高齢者へのインフルエンザ定期接種は普及しています。季節性インフルエンザの予防接種が将来的な認知症発症を抑制する可能性は、日本の高齢者にとっても大きな関心事と言えるでしょう。
■おわりに
ここまで、成人向けワクチン接種が認知症リスクの低下と関連する数々のエビデンスをご紹介しました。インフルエンザや肺炎球菌、帯状疱疹、さらには新しいRSウイルスワクチンまで、「ワクチンが将来の認知症を減らすかもしれない」という可能性は、もはや偶然の発見ではなく、複数の科学的研究によって支えられる仮説となりつつあります。ワクチンが防ぐ感染症そのもの(インフルエンザ肺炎、帯状疱疹による神経炎症など)が長期的に見て脳へのダメージ蓄積を防ぐこと、またワクチンによる免疫刺激が体全体の炎症調節や老廃物除去にプラスに働くことなど、考えられるメカニズムも少しずつ解明され始めています。
とはいえ、大切なのは現時点でワクチンが認知症を確実に防ぐと断言できる段階ではないことです。今回ご紹介した研究の多くは観察研究であり、最終的な因果関係を証明するには無作為化比較試験(RCT)などの厳密な検証が必要です。実際、専門家は「現状のエビデンスだけでワクチン接種を認知症予防のために推奨するのは時期尚早だが、可能性は十分示されたので大規模な臨床試験に進むべき」と指摘しています。製薬企業や研究機関もこうした知見に注目し始めており、例えばワクチン大手のGSK社は英国で100万人規模のコホートを追跡して帯状疱疹ワクチンと認知症発症の関連を検証する研究を開始しています。
結論として、ワクチン接種は感染症から身を守るだけでなく「脳の健康を守る」効果も期待できる可能性があるという、希望の持てる研究結果が蓄積されてきました。特に、インフルエンザや肺炎、帯状疱疹といった高齢者に多い感染症の予防は、それ自体が大切な健康管理です。「将来の認知症予防にもつながるかもしれない」という嬉しい付加価値を励みに、ぜひ積極的にワクチン接種について検討してみてはいかがでしょうか。今後さらなる研究が進めば、ワクチンが認知症予防の一翼を担う日が来るかもしれません。
参考文献
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記事監修者田場 隆介
医療法人社団 青山会 まんかいメディカルクリニック 理事長
医療法人社団青山会代表。兵庫県三田市生まれ、三田小学校、三田学園中学校・同高等学校卒業。 1997(平成9)年岩手医科大学医学部卒業、町医者。聖路加国際病院、淀川キリスト教病院、日本赤十字社医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院を経て、2009(平成21)年医療法人社団青山会を継承。 2025年問題の主な舞台である地方の小都市で、少子高齢化時代の主役である子どもと高齢者のケアに取り組んでいる。
